2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問29 (4 問29)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問29(4 問29) (訂正依頼・報告はこちら)

施工計画に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 施工図を作成する際は、施工上の納まりのほか、他工事との取り合いについても調整する。
  • 仮設に使用する機材は、設計図書に定める品質及び性能を有するもので、かつ、新品とする必要がある。
  • 機器を選定する際は、コスト、品質及び性能のほか、納期についても考慮する必要がある。
  • 施工図は、工事工程に支障のないように、作成順序、作成予定日等をあらかじめ定めて作成する。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。

2.不適切です。
 公共工事標準仕様書より
「工事に使用する機材は新品でなければならないが
 仮設材については新品でなくてもよい」とされています。

3.設問の通りです。

4.設問の通りです。
 設問文に加え、時期を失うことなく早く完成させる必要があります。

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02

施工計画に関する問題です。

選択肢1. 施工図を作成する際は、施工上の納まりのほか、他工事との取り合いについても調整する。

問題文内容の通りです

 

施工図の目的は、次のようなことです。

1) 建築や他設備工事との寸法的な納まり、技術上の関連を明らかにして、施工段階で支障が出ないようにします。

2) 作業員が効率よく作業を正確にできることです。

3) 設計図だけでは表現できない所の、施工上の要点の確認・改善・決定をすることです。

選択肢2. 仮設に使用する機材は、設計図書に定める品質及び性能を有するもので、かつ、新品とする必要がある。

仮設に使用する機材は、設計図書に定める品質及び性能を有する必要はなく、かつ、新品とする必要もない

 

仮設計画は施行中に必要な設備を整えることで、仮設で用意した設備は完成時には撤去されます。

仮設計画・設備は、設計図では示されず、場合によっては仕様書や説明事項などで注記・要望が示される程度で、施工者が責任をもって計画します。

仮設で使用した資材は、損傷・腐食など不具合が無ければ、ほとんどが別の工事現場の仮設設備として、再使用されます。

選択肢3. 機器を選定する際は、コスト、品質及び性能のほか、納期についても考慮する必要がある。

問題文内容の通りです

 

資材計画の目的は、予算と工程表から、仕様に合った資材を、必要な時期に、必要な数量を、施工現場に低価格で供給することです。

選択肢4. 施工図は、工事工程に支障のないように、作成順序、作成予定日等をあらかじめ定めて作成する。

問題文内容の通りです

 

総合工程表は、各部門の工事順序と工期を総合的に把握し、工事全体の作業進捗を総括するために作成します。

現場の仮設工事から、完成時の試運転調整、後片付け、製造までの全工程を示します。

実際は、工事区分ごとに示し、実行予算・資材発注・搬入計画・労務管理などの施工計画の基本とし、それをもとに施工図が作成されます。

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