1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度（2024年）
問13 (問題A 1 問13)

誤

梁貫通孔を設ける場合は、梁貫通孔の周囲に、縦筋・斜め筋・横筋・上縦筋・下縦筋を組合せて補強します。

貫通孔の周囲は、曲げモーメントによる引張応力が集中し、貫通孔によるコンクリートでせん断力が減少するために、梁貫通孔周囲を補強します。

正

問題文の通りです。

梁せいは、梁の上端から下端までの距離の高さです。

この高さ1/3 以下に貫通孔の径とします。

正

問題文の通りです。

梁貫通孔が径d1と径d2が並んで貫通する場合は、両孔の中心の間隔 dは、次のように寸法 d3の3倍 とします。

d3＝((d1＋d2)/2)

d＝3×d3

正

問題文の通りです。

梁の貫通孔には、梁のせん断力低下・貫通孔周囲への応力集中が生じます。

そのため、梁貫通孔は可能な限り小さくして、せん断力の小さい部分に設けます。

☓

梁貫通孔を設ける場合

できるだけ径の小さい孔を垂直・水平方向に

梁中心に設けるようにします。

◯

文章の通りです。

孔径が大きくなると

断面の有効部分が削られ曲げ強度・せん断強度が小さくなります。

よって径は梁せいの1／3以下とします。

◯

文章の通りです。

貫通孔が近いと応力が重なり

ひび割れ・破壊の原因になります。

よって梁貫通孔の径の平均値の3倍以上離す必要があります。

◯

文章の通りです。

小さいほど曲げ強度・せん断強度の低下が少なくなります。