2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問92 (実技 問32)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2024年9月 問92(実技 問32) (訂正依頼・報告はこちら)

<設例>

安西さん夫婦はマンション購入に当たり、住宅ローンの年間元利合計返済額を世帯の手取り年収の20%以内に抑えたいと考えている。下記<資料>に基づき、住宅ローンの借入可能額を計算しなさい。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとし、計算に当たっては、毎月の返済額は円未満を切り捨て、計算結果は万円未満を切り捨てること。
問題文の画像
  • 2,938(万円)
  • 3,157(万円)
  • 3,345(万円)
  • 3,562(万円)

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この過去問の解説 (1件)

01

ライフプランニング分野の住宅ローンの借入可能額を計算する問題です。

少し見慣れない問題形式ですが、問題文と資料の中に必要な数字は明記されています。

落ち着いて、一つ一つ解いていきましょう。

選択肢2. 3,157(万円)

まず、問題文に「年間元利合計返済額を世帯の手取り年収の20%以内に抑えたい」とありますので、この額を計算していきます。

安西さん夫婦の世帯手取り年収

真治さん:480万

亜紀さん:370万

合計850万

 

850万×20%=170万

 

よって、年間可能返済額は170万となります。

 

次に住宅ローンの条件を確認します。

適用金利年2.5%、返済期間25年とありますので、「元利合計返済額早見表」から交わる数字を確認すると4,486円となります。

これは「借入額100万円当たりの毎月」返済額である点に注意が必要です。

上記の170万円(年間)と合わせるために年額に計算します

 

4,486円×12ヵ月=53,832円

 

つまり、100万円借りたら、年間53,832円の返済額になります。

170万までは借入できるので、170万円に53,832円が何個入るか計算するため割り算します。

 

1,700,000÷53,832=31.57972952

 

53,832円は100万円あたりの返済額になるので

 

31.57972952×1,000,000≒31,579,729

 

よって答えは、3,157万円(万円未満切捨)となります。

 

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