2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問46 (5 問4)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問46(5 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

太陽光発電設備の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ストリングへの逆電流の流入を防止するため、接続箱内に逆流防止素子を設けた。
  • 雷が多く発生する地域であるため、耐雷トランスをパワーコンディショナの直流側に設置した。
  • 太陽電池モジュールの支持物は、自重、地震、風圧、積雪その他の想定される各種荷重に対して安定なものとした。
  • 南向きに設置した太陽電池アレイについて、各ストリングの開放電圧の測定を、晴天時の南中前後の時間に行った。

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この過去問の解説 (1件)

01

太陽光発電設備を設置するときの注意事項について、それぞれ確認します。

選択肢1. ストリングへの逆電流の流入を防止するため、接続箱内に逆流防止素子を設けた。

逆流防止素子は、電気が逆向きに流れるのを防ぐために必要です。

これは適切な内容です。

選択肢2. 雷が多く発生する地域であるため、耐雷トランスをパワーコンディショナの直流側に設置した。

耐雷トランスは、直流側ではなく、交流側(建物側)に取り付けて雷から設備を守るものです。

これは適切ではありません。

選択肢3. 太陽電池モジュールの支持物は、自重、地震、風圧、積雪その他の想定される各種荷重に対して安定なものとした。

モジュールを支える台は、地震や風、雪などに耐える強度が必要です。

これは適切な内容です。

選択肢4. 南向きに設置した太陽電池アレイについて、各ストリングの開放電圧の測定を、晴天時の南中前後の時間に行った。

開放電圧の測定は、日光が強く当たる晴れた日の南中(太陽が真南に来る時間)の前後に行うのが適切です。

これは適切な内容です。

まとめ

以上より、最も合っていない内容は、雷が多く発生する地域であるため、耐雷トランスをパワーコンディショナの直流側に設置したという記述です。

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