中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問53 (企業経営理論 問3)
問題文
ある企業では4つの事業を展開している。以下は、各事業(①~④)の事業内容とある年度における売上高である。製品Aと製品B、部品Cは技術的に関連しているものとする。
①製品A事業:960億円
②製品B事業:10億円
③部品C(製品Aの原材料の1つ)事業:20億円
④不動産事業:10億円
R.ルメルトの多角化の分類に基づいたこの企業の多角化の程度として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、この多角化の分類では、多角化企業は以下の基準で分類されるものとする。
・専門化率が95%以上のものは単一事業企業
・専門化率が95%未満で垂直率が70%以上のものは垂直的主力事業企業
・専門化率と垂直率が70%未満で関連率が70%以上のものは関連事業企業
・専門化率と垂直率、関連率のいずれもが70%未満のものは非関連事業企業
①製品A事業:960億円
②製品B事業:10億円
③部品C(製品Aの原材料の1つ)事業:20億円
④不動産事業:10億円
R.ルメルトの多角化の分類に基づいたこの企業の多角化の程度として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、この多角化の分類では、多角化企業は以下の基準で分類されるものとする。
・専門化率が95%以上のものは単一事業企業
・専門化率が95%未満で垂直率が70%以上のものは垂直的主力事業企業
・専門化率と垂直率が70%未満で関連率が70%以上のものは関連事業企業
・専門化率と垂直率、関連率のいずれもが70%未満のものは非関連事業企業
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問題
中小企業診断士試験 令和6年度(2024年) 問53(企業経営理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
ある企業では4つの事業を展開している。以下は、各事業(①~④)の事業内容とある年度における売上高である。製品Aと製品B、部品Cは技術的に関連しているものとする。
①製品A事業:960億円
②製品B事業:10億円
③部品C(製品Aの原材料の1つ)事業:20億円
④不動産事業:10億円
R.ルメルトの多角化の分類に基づいたこの企業の多角化の程度として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、この多角化の分類では、多角化企業は以下の基準で分類されるものとする。
・専門化率が95%以上のものは単一事業企業
・専門化率が95%未満で垂直率が70%以上のものは垂直的主力事業企業
・専門化率と垂直率が70%未満で関連率が70%以上のものは関連事業企業
・専門化率と垂直率、関連率のいずれもが70%未満のものは非関連事業企業
①製品A事業:960億円
②製品B事業:10億円
③部品C(製品Aの原材料の1つ)事業:20億円
④不動産事業:10億円
R.ルメルトの多角化の分類に基づいたこの企業の多角化の程度として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、この多角化の分類では、多角化企業は以下の基準で分類されるものとする。
・専門化率が95%以上のものは単一事業企業
・専門化率が95%未満で垂直率が70%以上のものは垂直的主力事業企業
・専門化率と垂直率が70%未満で関連率が70%以上のものは関連事業企業
・専門化率と垂直率、関連率のいずれもが70%未満のものは非関連事業企業
- 関連事業企業
- 垂直的主力事業企業
- 単一事業企業
- 非関連事業企業
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この過去問の解説 (2件)
01
多角化に関する問題です。
各事業(①~④)の売上高が合計1,000億円になることを読み取ることができれば、15秒で正答することができる内容です。
他の選択肢から、専門化率が95%以上あることが分かるため、関連事業企業ではありません。
したがって、不適切な選択肢です。
他の選択肢から、専門化率が95%以上あることが分かるため、垂直的主力事業企業ではありません。
したがって、不適切な選択肢です。
与件文から、製品A事業のみで960億円の売上高があるため、「専門化率が95%以上のものは単一事業企業」に該当します。
したがって、正解の選択肢となります。
他の選択肢から、専門化率が95%以上あることが分かります。また、与件文で「製品Aと製品B、部品Cは技術的に関連している」とあることからも、非関連事業企業ではありません。
したがって、不適切な選択肢です。
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02
専門化率とは、1つの事業が企業全体の売上高に占める割合のことです。
製品A事業が売上高(①+②+③+④)=1000億円に占める割合(専門化率)は96%です。そのため、単一事業企業となります。
■参考
関連率とは関連する事業グループが企業全体の売上高に占める割合のことです。
①+②+③=990億円が売上高に占める割合(関連率)は99%です。
垂直率とは事業にて生じる副産物、中間産物、最終産物の売上が企業全体の売上高に占める割合のことです。
①+③=980億円が売上高に占める割合(垂直率)は98%です。
専門化率が96%なので単一事業企業となります。そのため、誤った選択肢です。
専門化率が96%なので単一事業企業となります。そのため、誤った選択肢です。
専門化率が96%なので単一事業企業となります。そのため、正しい選択肢です。
専門化率が96%なので単一事業企業となります。そのため、誤った選択肢です。
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