建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問173 (ねずみ、昆虫等の防除 問8)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問173(ねずみ、昆虫等の防除 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
- 殺虫剤抵抗性の発達を回避するために、作用機構が同一の数種の殺虫成分を選定し、それらを有効成分とする製剤をローテーション処理する。
- ピレスロイドとは、除虫菊の花に含まれる殺虫成分やその類似化合物の総称である。
- 現在、我が国で有機塩素系殺虫成分を有効成分とする乳剤が使用されている。
- ペット用のノミやマダニ駆除を標榜(ぼう)する殺虫製剤は、農林水産省が所轄している。
- トコジラミ用の殺虫製剤や忌避製剤は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づく、医薬品、医薬部外品としての承認が必要である。
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この過去問の解説 (1件)
01
殺虫剤とその有効成分に関しての問題です。
難しい言葉が並んでいますが、流れ作業と思って受け入れましょう。
誤:殺虫剤抵抗性の発達を回避するためには、使用頻度を減らす、同一系統の連続使用を避ける等の対策がされています。
正:ピレスロイドとは、薬草の防虫菊に含まれるピリㇳリンのことで殺虫成分やその類似化合物の総称です。
正:乳剤とは有効成分を界面活性剤ともに有機溶剤で溶かしたものの総称です。
有効成分として、有機リンや持続性が高いピレスロイドが使用されています。
正:ペット用のノミやマダニ駆除を標榜する殺虫製剤は農林水産省が所轄しています。
正:薬機法の規則で医薬品、医薬部外品として、品質,有効性及び安全性の確保の承認が必要になります。
殺虫剤として害虫に有効であるということは、多かれ少なかれ人間にも効果がある為に取り扱いには注意が必要です。
それを承知の上で、使用していかなければならないことが前提となります、
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