あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回（2024年）
問119 (午後 問39)

委中は膝窩横紋の中央に位置し、腰痛や坐骨神経痛の治療に使われることが多いです。

殷門は大腿後面で、大腿二頭筋と半腱様筋の間に位置します。腰痛や坐骨神経痛に効果的です。

環跳は大殿筋上にあり、股関節の障害に効果的な経穴です。なので、これが正解であると考えられます。

血海は内側広筋上にあり、膝関節の障害などで使用されることが多いです。

委中（いちゅう）は、膝裏にある経穴で、腰痛や下肢の痛みに効果があります。

股関節の痛みには直接的な効果は期待できません。

よって、この選択肢は不正解です。

殷門（いんもん）は、大腿の後側にある経穴で下肢の痛みやしびれに効果があります。

しかし、股関節の痛みには直接的な効果は期待できません。

この選択肢も不正解です。

環跳（かんちょう）は、股関節の外側、臀部に位置する経穴です。

股関節の痛みに対する局所治療穴として最も適切です。

この選択肢が正解です。

血海（けっかい）は、大腿の内側にある経穴で、婦人科系の問題や膝の痛みに効果があります。

股関節の痛みには直接的な効果は期待できません。

この選択肢も不正解です。

委中は膝や腰痛に使われる治療穴です。

よって不正解となります。

殷門は腰痛や背中の痛みに利用される治療穴です。

よって不正解となります。

環跳とは変形性股関節痛に使われる治療穴です。

鍼で気滞を流す程度の施術をします。

よって正解です。

血海は腰痛や生理痛に利用される治療穴です。

よって不正解です。