クレーン・デリック運転士 過去問
令和3年(2021年)10月
問40 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問40)
問題文
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和3年(2021年)10月 問40(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問40) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
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この過去問の解説 (2件)
01
答え:1
設問1〜4のように動滑車がある場合、
「荷を支えるために必要な力F=(質量W×重力加速度g)÷荷重を支える動滑車にかかるワイヤの本数」となります。
1.F=(W×g)÷4=Wg/4
したがってF=Wg/5ではありません。
2.F=(W×g)÷2=Wg/2
したがってF=Wg/2は合っています。
3.F=(W×g)÷4=Wg/4
したがってF=Wg/4は合っています。
4.F=(W×g)÷2=Wg/2
したがってF=Wg/2は合っています。
5.定滑車のみ場合は、ロープを引く力の方向を変えることはできますが、Fの大きさを変えることはできないため、F=Wgとなります。
したがってF=Wgは合っています。
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02
滑車に関わる問題です。
この問題を解くポイントは動滑車に掛かるワイヤロープをしっかり見極める事です。
滑車の力の公式は質量÷動滑車のワイヤロープ数×加速度となります。
図の滑車は動滑車にかかるワイヤロープが4本あるのでW÷5×gではなくW÷4×gが正しい公式となります。
定滑車は固定されており動かない滑車なのに対して、動滑車は動く滑車となります。
荷を吊った時の滑車の動きに注目してみて下さい。
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