クレーン・デリック運転士 過去問
令和2年(2020年)4月
問39 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問39)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

クレーン・デリック運転士試験 令和2年(2020年)4月 問39(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

天井から垂直につるした直径 1 cm の丸棒の先端に質量 100 kg の荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、重力の加速度は 9.8 m/s2 とし、丸棒の質量は考えないものとする。
  • 1 N/mm2
  • 6 N/mm2
  • 12 N/mm2
  • 25 N/mm2
  • 31 N/mm2

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

引張応力の値を求める計算式は、

部材に作用する引張荷重(N)÷部材の断面積(mm²)

なので、計算式にそれぞれの値をあてはめていきます。

100㎏×9.8 m/s²÷(5mm×5mm×3.14)

=980N÷78.5mm²

=12.48 N/mm²

よって、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いのは12N/mm²ということになります。

参考になった数15

02

正解は3番です。

材料の引張応力を求める計算式は、引張応力=引張荷重N/断面積㎠です。
引張応力は100㎏×9.8=980Nとなります。
断面積は5×5×3.14=78.5㎡となります。
引張応力=980÷78.5=12.48
となります。
よって、最も近い3番が正解となります。

参考になった数6

03

引張応力に関する問題です。

引張応力の公式を覚えると同時に断面積の公式も覚えましょう。

選択肢3. 12 N/mm2

引張応力は引張荷重÷断面積で求めます。

それぞれ代入すると

(100×9.8)÷(5×5×3.14)=約12.5N/mm2となります。

まとめ

断面積の公式を意外と忘れがちになりますが、直径ではなく、半径×半径なので忘れないようにして下さい。

参考になった数1