クレーン・デリック運転士 過去問
平成30年(2018年)4月
問9 (クレーン及びデリックに関する知識 問9)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 平成30年(2018年)4月 問9(クレーン及びデリックに関する知識 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

ガイデリックの作動装置に関し、誤っているものは次のうちどれか。
  • 巻上げ装置の巻上げ用ワイヤロープは、ブーム先端のシーブ、マスト下部のシーブ、マストステップの下のシーブを経てドラムに巻き取られる。
  • ウインチには、単胴式と複胴式がある。
  • ウインチのスインガードラムは、通常、2個のドラムで構成されている。
  • ウインチの原動機は、台枠後方に取り付けられる。
  • 巻上げ装置にウインチを使用するものでは、巻上げは原動機を正転させ、巻下げは原動機を逆転させることにより行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正しいです。

巻上げ装置の巻上げ用ワイヤロープは、ブーム先端のシーブ、マスト下部のシープ、マストステップの下のシーブを経てドラムに巻き取られます。

2.正しいです。

ウインチには、単胴式と複胴式があります。

3.正しいです。

ウインチのスインガードラムは、通常、2個のドラムで構成されています。

4.正しいです。

ウインチの原動機は、台枠後方に取り付けられています。

5.誤りです。

巻上げ装置にウインチを使用するものでは、原動機は常に一定の方向に回転させ、クラッチ及びブレーキの操作によってウインチドラムを制御します。

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02

誤っているのは5番です。

5 .ウインチの使用するものの原動機は常に一定方向に回転しており、巻き上げ、巻き下げはクラッチ操作によって切り替えを行っています。

1 .巻き上げ装置の巻き上げワイヤロープは、ブーム先端のシーブから、マスト下部のシーブを経てマストステップの下のシーブを経由し、巻き上げドラムに繋がれています。

2 .ウインチのドラムの種類には、単胴式と複胴式がの2種類があります。

3 .通常のスインガードラムは、台枠の左右に1つずつ、計2個のドラムで構成されています。

4 .ウインチの原動機は、台枠の後方に取り付けられており、原動機から複数の歯車を経由し、スインガードラムに動力を伝えています。

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03

ガイデリックの作動装置に関する問題です。

デリックの中でもガイデリックに限定した内容ですが、デリックを扱う上で覚えておく必要があるので順番に確認しましょう。

選択肢1. 巻上げ装置の巻上げ用ワイヤロープは、ブーム先端のシーブ、マスト下部のシーブ、マストステップの下のシーブを経てドラムに巻き取られる。

正しい記述です。

巻上げ装置の巻上げ用ワイヤロープは、ブーム先端のシーブ、マスト下部のシーブ、マストステップの下のシーブを経てドラムに巻き取られます。

選択肢2. ウインチには、単胴式と複胴式がある。

正しい記述です。

ウインチには、単胴式と複胴式があります。

この2種類は名称を覚えておきましょう。

選択肢3. ウインチのスインガードラムは、通常、2個のドラムで構成されている。

正しい記述です。

ウインチのスインガードラムは、通常、2個のドラムで構成されています。

3個と間違えないようにして下さい。

選択肢4. ウインチの原動機は、台枠後方に取り付けられる。

正しい記述です。

ウインチの原動機は、台枠後方に取り付けられます。

選択肢5. 巻上げ装置にウインチを使用するものでは、巻上げは原動機を正転させ、巻下げは原動機を逆転させることにより行う。

巻上げは原動機を正転させ、巻下げは原動機を逆転させるという概念ではなく、常に同じ方向に回転してそれぞれの操作を行います。

まとめ

特にウインチに関する内容を問われる事が多いので、しっかり押さえておきましょう。

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