クレーン・デリック運転士過去問
平成29年（2017年）10月
問23 (原動機及び電気に関する知識問23)

問題文

電源の周波数が60Hzで運転したときの同期速度が900rpmの三相誘導電動機がある。この電動機の極数と、この電動機を50Hzで運転したときの同期速度の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。

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問題

クレーン・デリック運転士試験平成29年（2017年）10月問23（原動機及び電気に関する知識問23）（訂正依頼・報告はこちら）

極数：4　　同期速度：1,500rpm
極数：6　　同期速度：1,200rpm
極数：6　　同期速度：1,000rpm
極数：8　　同期速度：800rpm
極数：8　　同期速度：750rpm

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この過去問の解説（3件）

同期速度(Ns)と電流の周波数(ｆ)、磁極数(P)の関係は、以下の公式で表すことができます。

　　　　　　　Ns＝120ｆ／P

電源の周波数が60Hzで、同期速度が900rpmの磁極数を求めます。

　　　　　　900rpm＝120×60Hz／P
　　　　　　P＝8極

次に、電源の周波数が50Hzで、磁極数が8の同期速度を求めます。

　　　　　　Ns=120×50Hz／8極
　　　　　　Ns=750ｒｐｍ

よって答えは5です。
　　　　　　　

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正解は5番です。

同期速度＝120×周波数÷極数となり、この場合、60Hz極数＝120×60÷900となり、答えは8となります。
次に、50Hzの8極数の同期速度＝120×50÷8となり、750となります。

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極数と同期速度に関する問題です。

共に公式をしっかり覚えておけばすぐに解けるので忘れないようにしましょう。

選択肢5. 極数：8　　同期速度：750rpm

同期速度は120×周波数÷極数となります。

同期速度900rpmで周波数が60Hzの場合、それぞれ代入すると

900＝120×60÷極数となり、