二級建築士 過去問
平成28年(2016年)
問14 (学科1(建築計画) 問14)
問題文
美術館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 問14(学科1(建築計画) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
美術館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
- 学芸員の研究部門は、収蔵部門と近接して配置した。
- 日本画を展示する壁面の照度を、日本産業規格(JIS)の照明設計基準に合わせて、500lx程度とした。
- 展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した。
- 絵画用の人工照明の光源を、自然光に近い白色光とした。
- 企画展示室の展示壁面は、展示空間にフレキシビリティをもたせるために、可動式として計画した。
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この過去問の解説 (3件)
01
美術館の計画に関する問題です。
〇 正しいです。
収蔵品を不必要に移動させないために、研究部門と収蔵部門は隣接させます。
× 500lxでは明るすぎます。
展示壁面の照度は日本画で150~300lx、洋画で300~750lxです。
〇 正しいです。
展示室の床面積は一般に延べ面積に対し40%程度です。
〇 正しいです。
展示室に人工照明を利用するときは、演色性がよく自然光に近い光源を使用します。
〇 正しいです。
可動式の展示空間はフレキシビリティをもたせることができる為、期間を区切って展示を替える企画展示室に最適です。
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02
不適当なものは「日本画を展示する壁面の照度を、日本産業規格(JIS)の照明設計基準に合わせて、500lx程度とした。」です。
設問は正しいです。
収蔵品の移動距離が最短となるように、研究部門と収蔵部門は近接して配置します。
展示室の照度は、日本画で150~300lx、洋画で300~750lxとします。
設問は正しいです。
展示室の床面積は、延べ面積の30~50%程度とします。
設問は正しいです。
美術館の照明方式は人工照明とし、光源は自然色に近い白色光とします。
設問は正しいです。
企画展示室は様々な展示品に対応できるように計画する必要があります。
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03
不適当なものは「日本画を展示する壁面の照度を、日本産業規格(JIS)の照明設計基準に合わせて、500lx程度とした。」です。
正しい記述です。
誤った記述です。
日本画に対して500lxでは照度が高すぎます。
日本画で150~300lx、洋画で300~750lx程度が望ましいです。
正しい記述です。
正しい記述です。
正しい記述です。
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