2級土木施工管理技士 過去問
令和5年度(後期)
問20 (土木 問20)
問題文
道路のアスファルト舗装におけるアスファルト混合物の締固めに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和5年度(後期) 問20(土木 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
道路のアスファルト舗装におけるアスファルト混合物の締固めに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 初転圧は、一般に10〜12tのタイヤローラで2回(1往復)程度行う。
- 二次転圧は、一般に8〜20tのロードローラで行うが、振動ローラを用いることもある。
- 締固め温度は、高いほうが良いが、高すぎるとヘアクラックが多く見られることがある。
- 締固め作業は、敷均し終了後、初転圧、継目転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順序で行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
アスファルト舗装の締固めの順番や使用機械を覚えましょう。
適当でない
初転圧は、一般に10~12tのロードローラを用いて、道路を横断的に低い側から高い側へ移るように1往復程度行います。
適当でない
二次転圧は、一般に8〜20tのタイヤローラで行うが、6〜10tの振動ローラで行うこともあります。
適当
ヘアクラックの原因としては
・ローラの接地圧が過大
・転圧温度が高すぎる
・転圧速度が速すぎる
・必要以上に転圧を繰り返す
等があります。
適当でない
締固め作業は、敷均し終了後、継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧の順序で行います。
アスファルト舗装の転圧作業については、転圧順番や転圧温度、使用機械などしっかり覚えておきましょう。
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02
アスファルトの施工、主に締固めに関する理解を深めましょう。
現場作業者は特に覚えておきましょう。
誤りです。
初転圧は、アスファルトを路床に密着させるために、アスファルト混合物を敷設した直後に行われます。
一般的には10〜12トンのロードローラを使用し、2回(1往復)程度行います。
誤りです。
アスファルト混合物の締固めには、一般的に8〜20トンのタイヤローラが使用されます。
正しいです。
ヘアクラックとは、建物の外壁や内壁、基礎などに発生する幅が0.3mm未満の小さなひび割れや亀裂のことです。
締固め温度は、高すぎるとアスファルトが軟らかくなり、低すぎると締固め効果が低下します。
材料や気象条件(施工場所)によって、細かく規定がありますが、一般的な温度は以下です。
敷均し時の温度・・・・・120~150℃
初期転圧時の温度・・・110~140℃
二次転圧時の温度・・・80~120℃
誤りです。
締固め作業は、継目転圧、初期転圧、二次転圧および仕上げ転圧の順で行います。
現場条件によって使用機械に制限がある場合はこの限りではありませんが、一般的な考え方を知っておきましょう。
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03
アスファルトの施工、主に締固めに関する問題です。
不適当です。
初転圧は、アスファルト混合物を敷設した直後に行われ、
アスファルトを路床に密着させるための転圧工程です。
一般的には10〜12トンのロードローラを使用し、2回(1往復)程度行います。
不適当です。
アスファルト混合物の締固めには、一般的に8〜20トンのタイヤローラが使用されます。
二次転圧は、初転圧後に行われ、より深い締固めを行うために
重いローラを使用することが一般的です。
適当です。
締固め温度は、高すぎても低すぎても良くありません。
高すぎるとアスファルトが軟らかくなり、低すぎると締固め効果が低下します。
適切な締固め温度を保つことが重要です。
不適当です。
締固め作業の流れは、通常、敷均し終了後に継目転圧、初転圧、二次転圧、
最後に仕上げ転圧という順序で行われます。締固めの完了後、
アスファルト舗装は交通に開放されます。
転圧は、使用機械と使用状況を合わせて覚えましょう。
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